TABITHA「タバサ」
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JEWELRY COLUMN
- ジュエリー零れ話 -






きんいろ ぎんいろ


子供の頃 大好きだった折り紙。

ふくろの中に一枚づつしかはいっていない
金色、銀色の折り紙は
折りたいのに なかなか 折れなくて・・・

なぜって 一度まちがえて折ってしまうと
つけてしまった折り目は二度ときえなくて
くやしい思いをしたことが何度もあるからです。

大人になって、
金属の金や銀をつかって
ジュエリーを作ることに出会いました。

(私はもちろん プラチナも大好きですが、
今回は あえて 金と銀のおはなしです。)

金属に硬く冷たいイメージしかなかった私にとって、
人の力で形や表情をどんどん変えていく
金や銀には 驚かされました。

(金、銀、プラチナは軟金属とよばれ、
軟らかく加工しやすい金属なのです。)

金槌でたたいていくと、
おもしろいように 形を変えてゆき、
たたかれて 締まった地金は
深みのある なんともあたたかな光を放ちます。


ジュエリー作りの最終工程のひとつに
”ヘラがけ”という作業があります。

硬い鋼鉄で作られ、
ピカピカに磨き上げたヘラという棒で、
地金の表面をまんべんなく こすっていきます。

ヘラに比べて、軟らかい金や銀の表面の小キズは
この工程でつぶされます。

ヘラでこすられた地金は、
なめらかになると同時にかたく 締められ、
深みのある色で輝きはじめるのです。


また、ねばりのある金属である金や銀は、
ミクロンの単位にまでうすくのばすこともできます。

古くから 建造物や工芸品に使われてきた
金箔、銀箔。

これこそ 本当に 折るに折れない折り紙・・・

むこうが透けて見えるほどの 本物の金銀の折り紙は
残念ながら 竹のピンセットでそっと持ち上げるのがやっとで、
人の指で無造作に触れたら最後、
はかなく くずれてしまうそうです。

でも もし、いつか機会があったら
ミクロンの金銀のヴェールごしに
いつもの風景を見てみたい・・・
と思いませんか?

子供の頃、
赤や青のセロファンをかざして
どきどきしながら
別世界を観ていたように・・・


(2000/08/12)






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