TABITHA「タバサ」
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どんな素敵なジュエリーももとは 金、銀、プラチナの地金の塊でしかありません。

では ジュエリーを製作していく工程の中で
いったいいつ 地金がジュエリーとよばれるものに変わるのでしょうか。

プレーンな シルバーの平打ちのリング、
平角の板材をまるめて ロー付けしただけの姿は
さながら無機質な機械のパーツのようです。

バーナーの火をあてたときの色の変わり具合はちゃんと自分を主張してくれるので、
作り手としては すでに制作意欲をわかせてくれる姿ではありますが・・。

形はまるでアルミパイプをガシャっと切断したよう。

もちろん まだ何も語り出そうとはしません。


全体を整形していく次の工程。

内側、外側、サイドの部分、それぞれを いろいろな形をしたヤスリを使って
その職人ならではの 魅力ある 指なじみのよいリングの形に整形していきます。

でも まだこの段階ではジュエリーとよぶには ちょっと魅力のない姿です。

キャストという製法では この状態のものを 一度にいくつもつくることができますが
みんな まだ ジュエリーとしての可能性を内包した卵たち・・。

それぞれ 金、銀、プラチナとしてのプライドをもちながらも
まだ 光を放たない、表情をかくした姿です。

内側に「k18」「SILVER」「Pt900」などの刻印をうたれ、ちょっとは それらしくなってきたけれど、
本当の輝きは まだヴェールの中。

作り手は その一つ一つの完成した姿をたえずイメージし、
現実に手の中にある地金を少しずつ 少しずつ それに 近づけていきます。


そして 仕上げの工程。

サンドペーパーや キサゲなど、使う道具は その作り手の工夫ですが
ヤスリ目が完全に消えるまで表面を仕上げ、ヘラを使ってつやを出していきます。

バフモーターなどの電動工具や、練り状の磨き材をセーム革につけたものを使ったりと、
仕上げの工程もさまざまです。

地金がジュエリーとして いきいきとした表情を放ちはじめ、
見る人の心を魅了する姿をあらわにするのは
最後の最後、この磨きの作業が 終わったときです。

それは 作り手が製作中にたえずイメージしてきたジュエリーが
現実に 目の前にあらわれる瞬間でもあります。

どんな手のこんだジュエリーもそれは一緒。

それまでの細かな工程のひとつひとつは すべて この瞬間のためにあります。

この瞬間を確実にむかえるために、基本の作業の中に 時には新たな工程をくわえたり
新しい技術を取り入れたり・・。

熟練した職人も 日々 工夫しながら一つのジュエリーをつくりあげていきます。

無機質な地金が あたたかく 美しく、そして 持つ人と心をかよわせることのできるような
ジュエリーに変わるのは、
そのひとつひとつが それまでに、
作り手の そんなかくれたストーリーをもっているからなのです。







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